かたじけない、総悟 [土銀]

(土方サイド)


「とおしろー すっちぃ~~~~[黒ハート][黒ハート][黒ハート][黒ハート][黒ハート]
ねえ ギュッてしろッ☆」


俺に飛びついてきた銀時。
そっと両腕で銀時の肩を包み
アイツが軽く痛みを感じるくらい抱きしめる・・・

「ちょ・・・いたぁい。」

軽く痛がる様子がまたそそる。
俺はもうたまらなくなって耳元で囁く。

「銀・・・も、何も言うな。
お前が好きだ。」

抱きしめたまま銀時の頬に口付けた。


ちゅっ


すべてに口づけてやるよ・・・

銀・・・


おきたん「ななななな、
何するんですかぃ!!!!!!!
へんたーーーい!!!!」

ビターーーーーン!
思い切りビンタを食らって目が覚めた。


総悟が瞳が潤んで悲しげな表情で
腕の中でこちらを見ている。
けして眼光は揺らいでない。

へ?

キスをしてしまったのは総悟だった。
俺は思い切り夢で寝ぼけて間違えたことを
一瞬で理解した。

まよ「ええええええええ!!!
ちょっと待て違うんだ!!!
これには深い訳がっ!!!
銀にちゅーしょうと思った訳で!!!」


おきたん「どっちにしろ、
こんな欲情魔だったなんて知りやせんでした;
近藤さんに相談してきますぜっ
旦那にも相談・・・」

まよ「だーーーーーーー!!!
待て待て待て待て!!!
頼むからやめてくれ!!!
マヨやるからァァァ!!!」

おきたん「そんなもん俺のガラスのハートが
傷ついた何の足しになるっていうんですかぃ?
どSは繊細なんでもうちょっと対応考えてくれないと
こまりますぜぃ~」

まよ「考える!考えるから!!!
頼むから銀時を泣かすようなこと
言わないでくれぇぇぇ!!!」

おきたん「あんたが泣きそうなんでしょう?
これにつけこんで旦那俺がくっちゃいますぜ☆
あのマヨラーは俺にもちゅ~するような
いい加減なんだよ~ってねぃ・・・
旦那俺にしときませんかぃ?ってw」

まよ「・・・・・・・・
ひょっとしてお前も銀時狙ってるのか?」

おきたん「ああ。勘違いしないでくだせぇ。
いいメス豚の素質あるなと想いましてねぇ。
プライド高そうだからちょっとへし折れば
完全に俺のものにできそうかなって。」

まよ「俺の嫁を勝手に調教計画するな!!!
クソガキッ!!!」

おきたん「あんたがさっさとちゃんとモノにしないなら
俺が旦那を俺のモノにしますぜ?
今日俺様があんたの分まで働いてやって
非番にしてあげますから、たったと旦那を
ラブホでも連れ込んでバナナでも食らわして
あげなせぇ。
いい加減俺がガキだと想いこんで
子離れできないマヨラにはうんざりなんでさァ。」

まよ「総悟・・・・」

おきたん「早くいけって言ってるのが
聞こえないんですかィ。
それでチャイナに俺のいいところ
宣伝してくだせぇよ。」

まよ「忝ねぇっ!!!!!」


俺は話しているうちに理解した。
総悟は憎まれ口を叩きまくってでも
上司に少しはいきぬきしてもらおうと
する最高の部下でもあることに。

本当の意味で頬にキスをしてやりたいとか
思ってしまった。


俺が屯所を出て万事屋をでた後に
総悟がこう呟いたことは
俺は知らない。


「あのバカマヨ、あれだけの
糖分どMも落とせないのに
どうして取り調べは得意かなァ・・・
ま、屯所のやつら全員に旦那が屯所で
土方ににゃんにゃんしてたところはすでに
露見してることだから今更近藤さんに
告げ口する意味はないんだよな・・・
まァ・・・・
単純に土方を言葉攻めするのは
俺の生きがいだってこと。
姉さんが放置ぷれいされていた分
俺がたっぷり横で口で攻めてやろうかな・・・
なんて・・・ね。姉さん。」





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